ファストファッションの真実に迫る映画「トゥルーコスト」観た@渋谷uplink

映画

渋谷アップリンクで、映画「トゥルーコスト」観た。

ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~ [DVD]
2週間単位で新商品が入れ替わる、すっかり定着したファストファッションの裏の闇部分に迫ったドキュメンタリー。アップリンク初めて行ったけど小さすぎてびっくりした。隣接のカフェでお昼食べてから行ったけどまったりできてなかなかよい空間だった。

昔と比べて圧倒的に安く、消耗品として扱われるようになった洋服。でも服を作るコストは変わっておらずむしろ高くなってるにもかかわらず、なぜこんな価格帯が可能なのか?に迫る。人件費の安い発展途上国で生産されるからこそそこで働く人たちが搾取されているという現実を淡々とぶつけてくる。映画では中でも最も人件費の安い、日給2ドル!で働くバングラディシュの労働者がフォーカスされていた。安全が確保されてない工場で危険をわかっていながら働かされて結果事故が起こり人が亡くなったり。コットン農場で大量に撒かれる農薬の人間や環境への影響だったり。かなり悲惨な内容だった。これを観て何も感じないわけにはいかなくて、やっぱり観た後気分が重くなって自分も一消費者として負の連鎖に加担している一人なんだな、と。実際ZARAで洋服結構買ってたし。服買うときmade in ◯◯ってタグはいつもなんとなく確認するけどバングラデシュ本当多い。日本製はほんと少ない。

この映画、すごく小さな映画館でやっていてもったいないなと思った。もっとたくさんの人が観たら影響力あるのに。でもファッションていう巨大産業で大企業が関わっていて宣伝も難しいだろうし観る人ぞ観る?映画になってしまってるんだろうな。この映画を観に行く時点でその人は少なからずこういう問題に関心あるわけだし。個人個人がそれぞれのきっかけで社会の闇部分を知るきっかけを得て、消費活動や価値観を改めれば社会って少しずつ変わるのかな。自分はおしゃれに特に関心がなくむしろミニマムライフを目指したい価値観だけど、街のおしゃれ大好きな人たちはこれ観たらどう思うんだろう。シーズンごとに新しい服を買って流行を取り入れつついろんなコーディネートする=おしゃれみたいな現在の価値観がひっくり変えればいいのに。

そんな中?、こんなの見つけた。いいね!

 

 

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