映画「殿、利息でござる」観てきました@TOHOシネマズららぽーと船橋 舞台挨拶付き!

映画

映画 「殿、利息でござる」観てきました。船橋のららぽーとで監督と阿部サダヲさんの舞台挨拶付き!!サダヲさんのファンなのでめちゃくちゃ楽しみでした。

無私の日本人 (文春文庫) 

殿、利息でござるとは

原作「無私の日本人」内の穀田屋十三郎のお話を映画化したもの。さびれた貧しい宿場町を救うため、阿部サダヲ演じる穀田屋十三郎が立ち上がり、8人の同志とともにお金を集め、藩に大金(千両=今でいう3億円)を貸付て利息をとるという壮大な話。

この映画の驚きポイントは、

①約250年前に実際に起こった実話である

②羽生結弦選手の特別出演

ってことですね。とくに羽生選手出演は、撮影当日までキャストにも知らされていなかったとかで話題になってます。

「冥加訓」という本の教え

幼い頃、十三郎と弟が父親から読み聞かせられていたという冥加訓の教えが印象的でした。「人は万物の霊長であるから、牛馬を苦しめ、その背中に乗るような可哀想なことをしてはならない ましてや駕籠ような人間が人間を苦しめるようなものに乗ってはならない」

物語後半、十三郎がこれを藩の役人(松田龍平)に教え諭すシーンがあるんですが、阿部サダヲさんも舞台挨拶で印象に残っているシーンとしてあげていましたよ〜。

つつしみましょう。つつしみの掟!

こっそり進めていた計画が漏れ、計画を聞いて仲間になろうとする者の中には、儲け話だと勘違いしていたり、自分がどれだけ出資したかを競ったり私欲まみれな者もいたりでだんだんがちゃがちゃしてきます。そこで仲間内で、「この行いを末代まで決して人様に自慢してはならない」と課します。この掟のため、この話はこれまで世に広まることもなかったという。

羽生結弦選手が殿役で特別出演!

今回羽生選手ファンもたくさん観に行ってるみたいですね!私もどんなんか気になってました!感想は・・・・殿様ぴったり!すごく似合ってました。出演シーンは短いけど、思ったよりセリフありました。堂々とした振る舞いはさすがですね。

映画の感想

思ったより真面目な雰囲気で、いつものサダヲ節?はありません。もっとふざけたコミカルな映画なのかと思ってましたw 全体通してクスッと笑えるシーンはあるけど、お笑い要素は少なめです。ちょっとうるっとするハートウォーミングなストーリー。阿部サダヲ演じる穀田屋十三郎は控えめな感じで、瑛太演じる菅原屋篤平治 の方が感情豊かなかんじなので、瑛太のが主演かね?って印象を受けました。そんな控えめな阿部さんも素敵。十三郎の弟役が妻夫木聡で、二人の兄弟関係も物語の重要なキーになってます。というのも、十三郎は自分が兄なのに養子に出されたことがずっと納得いってなかったので、そんな決断をした父親や、弟に対してモヤモヤがあったんです。父の真意も知らずに・・・!確執があるので、弟の浅野屋甚内がこの計画に加わって出資するとわかったとき、十三郎は拗ねて そんでしばらく出てこなくなっちゃうw サダヲさんが見たいのに。。でも瑛太がいるので物語はぐいぐい進みますw 物語が進んで、父の真意、そして世間ではけちでしみったれな金貸しと言われている浅野屋が実は・・・!っていうのを十三郎が知って、今まで自分は誤解してたんだ!って分かったときがうるうるポイントでした。これが実話って本当にすごいな!ちょっと長い(129分)ですがおすすめです。サダヲさん番宣いっぱい頑張ってたし、たくさんの人が観てくれるといいですね。ってか羽生選手ファンも観に行くしすごいことになってそうですね!

 

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