映画「マダム・フローレンス!夢見るふたり」観た

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映画チラシ マダム・フローレンス! 夢見るふたり メリル・ストリープ
映画「マダム・フローレンス!夢見るふたり」観てきた。

メリル・ストリープとヒュー・グラントの超豪華共演!超絶オンチなソプラノ歌手、マダム・フローレンス(メリル・ストリープ)と、彼女を献身的を支える夫、シンクレア(ヒュー・グラント)のお話。

普通に面白かった。ダメ男を演じさせたら右に出る者はいない?ヒューが出ているけど、今回は妻を支える夫役で、かなり抑えた演技だった。でもところどころコミカルなヒューも見れた。ヒューはさすがにお年を召されていたけど、相変わらず素敵だった。(もう56歳なんだね!!)マダム・フローレンスは病気を患っていて、夫のシンクレアは、彼女を献身的に支えつつ別の恋人と一緒に生活しているという謎の設定なんだけど、劇中のヒューに言わせれば、「愛にもいろんな形がある」ってことみたい。というわけで結局いつものヒュー・グラントな感じも楽しめた。

音痴に歌うのってすごい難しそうだけどメリル・ストリープは完璧に演じていた。インタビューで、まずオペラを特訓してから音程を外す練習したと言っていたけど、すごいな。なんか音痴だから聞くに耐えないはずなんだけど、だんだん慣れてきて、病気を患いながらも音楽に対して一途に歌っているのを見てると終盤感動してホロリとしちゃった。お金を持ってるからこそ、音痴でもカーネギーホールで歌えちゃったり(まあ、夫の根回しとかサポートありきだけど)、自分のしたいことはなんでも押し通せたりやりたい放題なんだけど、純粋に歌が大好きでやってるから見ていて憎めない。彼女は病に冒されているけど歌うことが生きがいで、歌に生かされているようだった。この話は実話で、彼女のレコードは大人気になったそうだから、人を魅了する何かをもっていたんだろうな。何かに夢中な人ってキラキラしているよね。

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