「腸内革命」読んだ

読んだ本

腸内革命―腸は、第二の脳である

「腸内革命」を読んだ。面白かった。

人が幸せか不幸せかは腸で決まるらしい。この本は、人が幸せを感じながら健康に生きるためには腸が要だったのだ!という内容を非常に分かりやすく解説してくれていて、読みやすかった。なんでも人が幸せを感じるためには、セロトニンという神経伝達物質が必要で、このセロトニンは、食物に含まれるトリプトファンというタンパク質から合成されるが、腸内細菌がそのセロトニンの前駆体を脳内に送るから、腸内細菌が超重要!腸内細菌がいないと、幸せ物質のセロトニンは脳内に作られないということらしい。でも日本人の腸内細菌は、食の欧米化に伴い、その餌となる食物繊維の摂取量が減ったことにより激減していて、その結果セロトニン不足を招き、うつ病も増えているのだとか。自殺率世界最低のメキシコ人は、食物繊維の摂取量が多いんだって!

著者は、腸内細菌を増やすのに、大豆、野菜、海藻類を生かした日本の伝統食を推奨している。腸内細菌は、善玉菌いっぱい、悪玉菌少々が理想バランスなので、善玉菌を増やすには、胃酸や消化酵素で分解されずに腸まで到達するオリゴ糖を摂取するのが早道だそう。オリゴ糖の取り方レシピなんかも載っていて、読みやすい上に親切な本。

つまり、ハッピーでいるためには、腸を鍛えないといけない。免疫力を司っているのも腸だって言うし、腸がきれいなら肌もきれいになるし、結論、心身ともに健康であるためには腸をご機嫌な状態にする必要があるということですね。私はうつではないけどエネルギーに満ち満ちているわけでもないし、皮膚の状態も不安定だからきっとそんなに腸は強くない。私も腸内革命を起こすべく、食物繊維摂取しようと思った。

 

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