ここ数年私を悩ます顔の湿疹。実は2017年11月にも発症していました。その時も薬を塗ることはせず、人生で初めての鍼に通ったりしてなんとか数ヶ月で完治したのですが、、いったい湿疹の原因はなに?!ということでまだまだ自分探しは続いています。
目次
金属アレルギーテストを受けることに
というわけで今回金属アレルギーテストを受けました。新たに行ってみた皮膚科で一から症状を説明したり今までの湿疹の写真を見せたりしてみたところ、一度パッチテストを受けてみたほうがよいと言われました。先生いわく、金属による遅延型アレルギーなのではないかと。つまり、アレルゲンとなるものに接触してそれが蓄積して反応が出ているのではないかということです。まず湿疹を起こしている犯人を探しましょう。ということになりました。
パッチテスト(S)の流れ
佐藤製薬のパッチテストパネルで検査しました。これはあらかじめ日本人に陽性率の高いアレルゲンをセットで調べられるもの。保険がきいて6,000円くらいでした。これプラス、スズ、アルミや自分で持って行った植物(植物の葉っぱもアレルゲンになることがあるらしい)を追加で調べてもらいました。
両腕にパネルを貼って、24時間後に剥がしてまず反応を見ます。場所が分かるようにマジックで印をつけて、48時間後そして7日後の反応を見て終了です。
パッチテストの結果
私の場合、ニッケルとp-tert-ブチルフェノールホルムアルデビド樹脂に反応がでました。とくにニッケルは水泡ができるほど激しい反応で、先生にもかなりひどいアレルギーと言われました。ニッケルということは、金属全般です。先生にはスプーンフォークもプラスティックにしてと言われました。あとビューラーとか。ビューラーはともかくナイフフォークは外食もあるし、徹底するのは難しい。
p-tert-ブチルフェノールホルムアルデビド樹脂って
p-tert-ブチルフェノールとホルムアルデヒドから合成される樹脂の一種。優れた粘着性、耐久性、耐熱性、柔軟性を持ち、主にクロロプレン系接着剤に含まれている。これを含む製品は、ゴムや、靴、ハンドバッグ、時計のベルトの接着部分、テーピングテープ、ウェットスーツ、印刷用インク、複写紙、プラスチック製品、プラスチック製爪の接着、ベニヤ板、絶縁体、車のオイル、消毒剤、脱臭剤、殺虫剤など。
と言われてもあまりピンとこない。。。ちなみにパッチテストをするときにガーゼでカバーした際に止めた絆創膏のようなテープを剥がしたときも赤くかぶれたんだけど、先生いわく、絆創膏でかぶれる人はゴムにアレルギーがあるらしい。もうアレルゲンありすぎ。
結局よくわからない
結局金属アレルギーがあると分かったところで、絶対にこれが顔の湿疹の原因と言えるわけではないと思うけど、気休めにはなります。皮膚科の先生は反応が出てちょっと嬉々としていたけど笑。ほらみたか!みたいな。
たとえば私はピアスをしますが、早速金属フリーのピアスを買いました。今はなんでも選択肢が多少はあるからありがたい。自分が金属にアレルギーがあるとはっきり分かったことはまず収穫にはなったと思う。今までは無頓着だったけど、これからは少なくとも注意しようと思うので。というわけでとりあえず一歩前進な気持ち。